てっぱんアプリ!

AI検索をWebブラウザのデフォルトの検索エンジンにする方法
2025年5月16日 00:00
スマホを、もっと楽しく快適に使うには、アプリを活用しよう。本コーナーでは、続々登場する旬なアプリの中から編集部が厳選した、スマホユーザー必携の“てっぱん”アプリをご紹介します!
「ググる」ことが当たり前だったところから、AIを活用したより効率的な検索へと時代は移り変わろうとしている。各AIサービスのアプリを使うことでAI検索が可能だけれど、Webブラウザからいつもの操作の延長でできた方が何かと使い勝手がいいはず。その設定手順などを解説していきたい。
自然な文章で指示して情報収集できるAI検索
従来のWeb検索は、1つまたは複数のキーワードを入力して、関連するWebサイトのリンクが一覧されたら、そこから自分で目的の情報を探し出さなければいけなかった。
それに対してAI検索は、ユーザーがキーワードや自然な文章で指示することで、代わりにAIが目的の情報を探し回って整理し、まとめて提示してくれる。情報収集の効率が格段に上がるのが、従来とは異なるAI検索のメリットだ。
スマホでWeb検索する方法はいくつかあるが、最もなじみのある手順の1つは、Webブラウザでページを見ていて気になる事柄が出てきたら、アドレスバーに文字入力して検索を実行する、というものだろう。このアドレスバーから直接AI検索ができるようになれば、情報収集がさらにはかどるのではないだろうか。
ところが2025年5月現在、Google ChromeやMicrosoft Edgeをはじめとする多くWebブラウザアプリにおいて、アドレスバーから直接利用できる検索エンジンはいくつかある既定のものから選択するしかなく、自由に追加できない(PC版アプリはその限りではない)。したがって、AI検索もWebブラウザ上で直接利用ができない状況だ。
FirefoxならAI検索をデフォルトに設定可能
しかし、「Firefox」ならアドレスバーからのAI検索にも対応できる。具体的な手順は下記の通りだ。利用できるAIサービスはPerplexityで、未登録の無料ユーザーでも無制限で検索できる。
残念ながらChatGPTなど他のAIサービスは、こうしたアドレスバーから利用できるようにするための汎用的な仕組みを用意していないので、各アプリのウィジェット機能などで代用しよう。