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「Photoshop」のAndroid版が登場、デスクトップ版の機能を搭載

 アドビは、Android向けアプリ「Adobe Photoshop Android」(ベータ版)をGoogle Playで公開した。利用料金は無料。

 レイヤーやマスク機能など、デスクトップ版Photoshopの代表的な機能を備え、独自の生成AI機能「Adobe Firefly」による要素の追加や変換にも対応している。ベータ版として提供される期間中はすべての機能を無料で利用でき、追加機能も近日中に提供される。

 動作環境はAndroid 11以降を搭載する端末で、メモリーが6GB以上のもの。アドビでは8GB以上のメモリーを搭載する端末を推奨している。iPhone版はすでにApp Storeでの提供が始まっている。

提供当初に利用できる機能
  • 選択、レイヤー、マスクなどのAdobe Photoshopのコアツールを使用しての画像合成やブレンド。
  • タップ選択ツールで画像の一部の削除または置き換え。
  • スポット修復ブラシなどのツールで、邪魔な部分を消去。
  • 生成塗りつぶしなどのAdobe Firefly搭載の生成AI機能で、ビジュアルデザインに要素を簡単に追加または変換。
  • 無料のAdobe Stockアセットのライブラリー。
  • オブジェクト選択ツールや自動選択ツールでの正確な選択。
  • 削除ツールやコピースタンプツールなどの高度な機能。
  • 高度なブレンドモードや調整レイヤーでの、レイヤーや効果のコントロール。