ドコモから6年ぶりの「らくらくホン F-41」、シニア向けの折りたたみケータイ

　NTTドコモの新製品として、FCNT製のフィーチャーフォン「らくらくホン F-41F」が今夏登場する。

　らくらくホンシリーズの最新モデルとして、押しやすく大きなテンキーや十字キーを装備。また、ディスプレイのすぐ下には、「1」「2」「3」と数字が記された「ワンタッチダイヤル」ボタンが配置されている。ワンタッチダイヤルとして、あらかじめ登録した相手へ、ボタンひとつで電話できる。

　読みやすいユニバーサルデザインフォントの「UD 新丸ゴ」と搭載する。

　メインディスプレイは約3インチのTFT液晶ディスプレイ。サブディスプレイは約1.5インチのTFT液晶ディスプレイとなっており、先代モデルの「F-01M」よりも1.25倍、大きくなった。

迷惑電話・迷惑メール対策

　アドレス帳に登録されていない番号から着信があると、迷惑電話対策機能によって、発信者側には「通話を録音する」ことが専用ガイダンスで伝えられる。

　「らくらく迷惑メール判定」が用意され、口座への振込を誘導するなど怪しいメールには、返信したり、文中のリンク（URL）へアクセスしようとしたりすることへ、注意するようメッセージを表示する。

　このほか、ユーザーに操作方法など困ったことがあれば、「らくらくホンセンター」で電話越しにサポートしてくれる。「使い方ボタン」を長押しするとつながるようになっており、通話料・利用料は無料。

主な仕様

　防水（IPX5/8）、防塵（IP6X）をサポート。米国防総省の調達基準である「MIL規格」のうち14項目（防水防塵、落下、防湿、耐日射など）も対応している。

　アナログ式イヤホンを、右側面にあるUSB Type-C端子に挿すと、アンテナとして機能し、FMラジオを聴取できる。

　カメラは、「おまかせカメラ」として搭載されており、シャッターを切るだけで、独自の画像処理で美しい写真を記録できる。

　このほか歩数計も搭載する。大きさは約113mm×52mm×16.9mm、重さは約134g。カラーバリエーションはホワイト、ネイビーの2色。