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生成AIを知ったのは「ChatGPT」以降――ドコモのモバイル社会研究所調査

 NTTドコモ モバイル社会研究所は、生成AIの認知状況に関する調査結果を公表した。調査は2025年2月にWeb上で実施され、全国の15~69歳の男女を対象に行われた。有効回答数は7527件だった。

ChatGPTリリース後に生成AIを知った人が多く、男性の方が知った時期が1年早い傾向

 生成AIの認知時期は、ChatGPTがリリースされた翌年(2023年)、翌々年(2024年)に生成AIを知った割合が最も高く、それぞれ36%だった

 どの年代でも男性の方が2021年以前から2023年にかけて知った割合が高く、女性よりも1年早く認知していた傾向が見られた。

多くの職業において、生成AIを知った時期のピークは「2023年」

 生成AIの職業別の認知時期は、多くの職業でChatGPTがリリースされた翌年(2023年)だった。「パート・アルバイト」、「高校生」、「専業主婦・主夫」については、そのピークが1年遅く2024年だった。

 また、生成AIの認知率で知っている割合が最も高いのは「高校性」で77%、次いで「専門学校生・短大生・大学生・大学院生」が74%、「教職員」が65%だった。一方、知っている割合が最も低いのは「専業主婦・主夫」で30%だった。