ニュース
センターサーバー方式のSuica自動改札機、高崎支社管内でも導入へ
2025年2月26日 18:32
JR東日本は、2025年8月から高崎支社管内の駅でセンターサーバー方式のSuica改札システムに対応した新しい自動改札機の導入を開始する。2026年度までに34駅136通路で導入を完了させる。
導入は、神保原駅(2025年8月)から始まり、群馬県内では群馬藤岡駅(2025年8月)、栃木県内では佐野駅(2025年10月)から順次進められる。2025年度に20駅84通路、2026年度に14駅52通路に導入する。
センターサーバー方式のSuica改札システムは、これまで改札機で運賃などを計算する処理をセンターサーバーで行う方式。処理能力の向上で複雑な処理ができるようになるほか、今後ほかのシステムとの連携やソフトウェア改修対応をスピーディーに行えるようになる。
なお、高崎支社では自動改札機を垂直方向に90°回転させ直立させて運搬できる運搬台車「Kai-Un」を開発。駅のエレベーターを活用した改札機の取り替え工事ができるようになるなど作業員の身体的負荷軽減や作業時間の短縮につなげられる。