ニュース
シャープ「AQUOS R10」を発表、ライカカメラ監修の2眼+スペクトルセンサー搭載
2025年5月29日 10:30
シャープは29日、AndroidスマートフォンAQUOSシリーズの新機種「AQUOS R10」を7月上旬以降に発売すると発表した。グローバルモデルとして、日本のほか、台湾、シンガポール、インドネシアでも順次発売する。
ライカカメラ監修のカメラ
メインカメラには、1/1.55インチの新しいイメージセンサーを採用したほか、暗い部分のノイズを低減する画像処理技術を搭載、星や夜景の輝きをより一層引き立たせて撮影できる。また、周囲の光を測定できる14chスペクトルセンサーを搭載、室内照明など色味の調整が難しい撮影環境でも、より自然な色合いで撮影できる。
カメラは、ライカカメラが監修したカメラシステムを搭載。AIによる合成処理技術を備え、RAWデータを超える情報量で画像処理し、ズームやナイトモードでの撮影時も、ディテール感や階調感が大幅に向上する。
動画撮影では「Dolby Vision」により、より鮮やかな色彩で撮影できる。AIによる被写体追尾機能は、動画撮影時でも利用でき、被写体の動きを予測して追尾、物陰などに隠れても捉え続ける。
可変駆動Pro IGZO OLEDディスプレイ
約6.5インチPro IGZO OLEDディスプレイ(1080×2340)を搭載する。3000ニトの高いピーク輝度や1~240Hzの可変リフレッシュレート機能を備える。動画配信サービスなどさまざまなコンテンツを鮮やかに楽しめる「バーチャルHDR」機能や大型スピーカーBOXを上下に搭載、立体音響「Dolby Atmos」の対応などで、臨場感ある動画視聴が体験できる。
生成AI関連機能では、通話時に自動で会話中のキーワードを抽出してメモに残す機能を搭載。メモに日時があれば、カレンダーアプリへの予定追加を提案し、登録できる機能が新たに追加される。
本体デザインは、先代モデル「AQUOS R9」から引き続き「miyake design」監修の自由曲線が印象的なデザインを継承。
内部にはベイパーチャンバーとCPUの間に新たに銅ブロックを圧着した新しい放熱構造を採用。CPUからの熱を効率よく拡散し、負荷の大きい利用でも軽快なパフォーマンスが継続する。
主な仕様
本体の大きさは約156×75×8.9mm、重さは約197g。
チップセットは、「Qualcomm Snapdragon 7+ Gen 3」、メモリーは12GB、ストレージは256GBまたは512GBを備える。外部ストレージとして、microSDカードスロットを搭載する。
ディスプレイは、約6.5インチのPro IGZO OLED(有機EL、フルHD+ 1080×2340)で、1~240Hzの可変リフレッシュレートをサポートする。
カメラは背面に、約5030万画素のメインカメラ(23mm、F値1.9、光学式手ぶれ補正)と、約5030万画素の広角カメラ(13mm、122°、F値2.2)、14chスペクトルセンサーを搭載。前面には約5030万画素のインカメラ(23mm、F値2.2)を備える。
バッテリー容量は5000mAh、Wi-FiはIEEE802.11a/b/g/n/ac/ax/be、Bluetooth 5.4をサポート。SIMはnanoSIM+eSIMのデュアルSIM(DSDV)に対応。
防水防塵性能は、IPX5、IPX8/IP6X、耐衝撃性能はMIL-STD-810G準拠。
生体認証は顔認証(マスク対応)と指紋認証、おサイフケータイ(FeliCa)とNFCに対応する。